元号が平成から令和に変わったことに伴い、今上天皇が皇太子だったころに発行された「皇太子殿下御成婚記念500円白銅貨幣」などが注目を浴びています。
それ以外にも、国内で発行された500円玉記念硬貨は多数あります。
この記事では、これまで国内で発行された500円玉記念硬貨の種類とそれぞれの特徴、買取価格相場、高く売れる500円玉記念硬貨と少しでも高く売る方法を紹介します。
500円玉記念硬貨の特徴と買取価格相場
これまで国内で発行された500円玉記念硬貨の種類とそれぞれの特徴、買取価格相場を確認していきましょう。
国際科学技術博覧会記念500円白銅貨 | 内閣制度創始100周年記念500円白銅貨幣 | 天皇陛下御在位60年記念500円白銅貨幣 | 青函トンネル開通記念500円白銅貨幣 | |
発行年 | 昭和60年 | 昭和60年 | 昭和61年 | 昭和63年 |
表面 | 茨城県の県木の梅と筑波山 | 首相官邸 | 京都御所内の紫宸殿 | 青函トンネル・津軽海峡の波・カモメ |
裏面 | つくば国際科学技術博覧会のシンボルマークと二輪の梅の花 | 首相官邸 | 菊の御紋 | 青函トンネル周辺の日本地図 |
発行枚数 | 7,000万枚 | 7,000万枚 | 5,000万枚 | 2,000万枚 |
買取価格相場 | 約500円 | 約500円 | 約500円 | 約2,000円 |
ミントセット買取価格相場 | 1,000円~1,500円 | 1,000円~1,500円 | 1,000円~1,500円 | – |
日本で3回目の万博となる、つくば国際科学技術博覧会(EXPO’85)を記念万博会場限定で販売されたミントセットは5,000円程度で売れる可能性があります。 | 内閣制度がはじまって100年を迎えたことを記念 | 昭和天皇の御在位60周年を記念 | 青函トンネル開通を記念 |
瀬戸大橋開通記念500円白銅貨幣 | 天皇陛下御即位記念500円白銅貨幣 | 沖縄復帰20周年記念500円白銅貨幣 | 皇太子殿下御成婚記念500円白銅貨幣 | |
発行年 | 昭和63年 | 平成2年 | 平成4年 | 平成5年 |
表面 | 岡山県側から見た瀬戸大橋 | 特別御料儀装車 | 首里城 | 縁起が良いとされる瑞鳥の鶴2羽と波 |
裏面 | 瀬戸大橋周辺の日本地図 | 菊の御紋と束帯の紋様 | 2匹の昇竜 | 菊の御紋と梓 |
発行枚数 | 2,000万枚 | 3,000万枚 | 2,000万枚 | 3,000万枚 |
買取価格相場 | 約2,000円 | 約1,000円 | 約500円 | 約500円 |
プルーフセット買取価格相場 | – | – | 約5,000円 | – |
瀬戸大橋開通を記念 | 現上皇のご即位を記念 天皇の座を退位されたことに伴い、人気が高まる可能性があります。 |
沖縄がアメリカから日本に復帰したことを記念 | 当時の皇太子殿下ご成婚を記念 即位されたことから価値が上昇する可能性があります。 |
関西国際空港開港記念500円白銅貨幣 | 第12回アジア競技大会記念500円白銅貨幣 | 長野オリンピック記念500円白銅貨幣 | 2002FIFAワールドカップ™記念500円ニッケル黄銅貨幣 | |
発行年 | 平成6年 | 平成6年 | 平成9年 | 平成14年 |
買取価格相場 | 約500円 | 約500円 | 約500円 | 約500円 |
関西国際空港が開通したことを記念 発行枚数は、2,000万枚 表面に飛行機と関西国際空港の俯瞰図、裏面にリボンに囲まれた地図が刻印 プルーフ硬貨も約10万枚発行されており、最大2,000円程度で売ることが可能 |
現上皇が御在位時に、天皇陛下在位10年、20年、30年を記念して、平成11年、平成21年、平成31年に500円玉記念硬貨が発行されました。
このうち、天皇陛下御在位30年記念500円バイカラー・クラッド貨幣は500万枚発行され、引き渡し中です。
買取価格相場は、それぞれ額面どおり約500円ですが、今後は人気が高まることが予想されます。
特に、天皇陛下御在位30年記念500円バイカラー・クラッド貨幣はその直後に退位されたため、プレミア価値がつく可能性があります。
地方自治法施行60周年記念500円バイカラー・クラッド貨幣は、47都道府県全て異なる図柄の500円玉記念硬貨が、平成20年~平成28年にかけて1年に数自治体ずつ発行されました。
買取価格相場は、自治体により大きく異なります。
ほとんどの500円玉記念硬貨は、発行枚数が多いことから希少価値は低いため、買取価格相場は額面どおりの500円程度です。
ただし、500円玉記念硬貨の発行枚数は種類により差があることや、元号が変更されるなどの事情により、買取価格が変動することがあります。
高く売れる500円玉記念硬貨と少しでも高く売る方法
発行枚数が少ない500円玉記念硬貨は、高値で売れる可能性があります。
青函トンネル開通記念500円白銅貨幣と瀬戸大橋開通記念500円白銅貨幣が高く売れることはすでに述べたとおりですが、それ以外にも希少価値の高い500円玉記念硬貨があります。
平成17年に発行された中部国際空港開港記念500円銀貨幣は、素材が純銀であることや発行枚数が5万枚であることから希少価値が高く、状態が良いと2,000円で売れる可能性があります。
記念メダルも同時に発行されているため、セットで売ると良いでしょう。
地方自治法施行60周年記念500円バイカラー・クラッド貨幣は、ほとんどの自治体が額面どおり約500円の買取価格ですが、東京都と福島県、北海道、高知県、長野県、沖縄県などは1,000円以上で売れることがあります。
元号が平成から令和に変わったことに伴い、今上天皇や上皇に関する500円玉記念硬貨の価値が上昇する可能性があります。
保存状態が良い500円玉記念硬貨ほど、高値で売れます。
ミントセットなどは、保管ケースや説明書などが付属している状態でないと、買取価格が大幅に下がってしまいます。
汚れや劣化がひどい場合は、売るのは諦めてそのまま保有するか、通常の500円玉のように使った方が良いです。
まとめ
500円玉記念硬貨の種類とそれぞれの特徴、買取価格相場、高く売れる500円玉記念硬貨と少しでも高く売る方法を紹介しました。
まとめると以下のとおりです。
- 昭和60年以降、国内では多くの種類の500円玉記念硬貨が発行されている
- ほとんどの500円玉記念硬貨の買取価格は、額面どおり500円前後
- 発行枚数が少ない500円玉記念硬貨など、高く売れるものもある
500円玉記念硬貨は、昭和60年に初めて発行されて以来、記念行事やスポーツ大会、天皇陛下の即位や在位記念などで多くの種類が発行され続けています。
多くの500円玉記念硬貨の買取価格相場は、額面どおり500円です。
発行枚数が少ない500円玉記念硬貨は、保存状態が良ければ、額面の2倍以上の価格で売れる可能性があります。
また、ミントセットなどを売る場合は、付属品が全てあれば1,000円~2,000円で売れます。
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