近江上布の着物買取相場と高く売れる着物

近江上布とは滋賀県の琵琶湖付近で主に生産される伝統的工芸品です。

近江上布の着物は、麻を平織りすることによって織られている織物のため、通気性も良く暑い夏でも着心地が良いです。

近江上布の着物がタンスの奥に保管されたままになっている場合は、着物買取店に買取を依頼することを検討してみてはいかがでしょうか。

保管が長くなればなるほど、買取相場が下がっていく可能性が高いです。

ここでは、近江上布の着物買取相場と高く売れる着物について説明します。

近江上布の特徴と着物買取相場

近江上布は滋賀県で主に生産されている麻織物です。

近江上布は鎌倉時代にはすでに織物が織られていた歴史があります。

江戸時代には彦根藩から幕府への献上品として近江上布が生産されていました。

近江上布は、細く上質な麻の糸を使って丁寧に織り上げていきます。

麻というとゴワゴワした肌触りを想像する方も多くいますが、近江上布は吸水、発散性に優れており、使うほどに柔らかくなっていく特徴があります。

近江上布は、涼やかな色合いと絣模様が特徴的で、織物の最後の過程で手もみによってシボをだします。

このシボがあることによって、近江上布は肌触りの良い織物になっています。

昭和52年、近江上布は経済産業省指定伝統的工芸品に指定されています。

近江上布は麻で作られた織物のためさらっとしていて大変涼やかです。

着物にした場合もごわつくことなく肌触りがよく着心地も良いため、多くの方に愛用されています。

近江上布の着物の買取を希望する場合、着物買取店に依頼すると、2万円から3万円程度の相場になります。

ただし、着物の保管状態が悪ければもっと安い相場になります。

はっきりとした買取相場が知りたい場合には、着物の知識が豊富な鑑定士のいる着物買取店で買取相場を見積もりしてもらうと良いでしょう。

複数の店舗に依頼すると、平均的な買取相場が分かります。

TVCMでおなじみの大手買取店「バイセル」は高価買取に定評があり、最短即日30分のスピード買取が売りで、大手の安心感もあります。

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