プルーフ貨幣セットの買取価格相場と相場以上で売る方法

日本では、1987年より収集のために特別な加工を施したプルーフ貨幣セットの製造を開始し、それ以降、毎年プルーフ貨幣セットを発行しています。

この記事では、プルーフ貨幣セットの特徴と買取価格相場、プルーフ貨幣セットを少しでも高く売る方法を紹介します。


プルーフ貨幣セットの特徴と買取価格相場

プルーフ貨幣セットの特徴

プルーフ貨幣セットの特徴

プルーフ貨幣は、通常の貨幣と額面価格の価値は同様ですが、表面を磨き上げ、模様を鮮明に見せる加工を施し、防錆塗装をした後に専用のプルーフ貨幣セット用ケースに入れられています。そのため、表面が鏡のように輝いており、保管用・観賞用に適しています。

プルーフ貨幣セットは、銀行などの金融機関で手に入れるのではなく、造幣局より購入します。販売価格は額面価格よりもはるかに高値がつきます。そのため、プルーフ貨幣セットの買取価格相場は、額面価格より高値がつくことが多いです。

プルーフ貨幣セットの種類は、造幣局が毎年発行する「通常プルーフ貨幣セット(ミントセット)」、「記念貨幣プルーフセット」、「世界文化遺産貨幣セット」など多岐にわたります。

通常貨幣セットは、1969年より発行されていました。元々は海外販売用でしたが、1975年からは国内向けにも貨幣セットの販売を開始しています。そして、1987年に国内で初めて通常プルーフ貨幣セットが発行されました。

1987年以降、毎年通常プルーフ貨幣セットが発行され、その年に発行された1円玉・5円玉・10円玉・50円玉・100円玉・500円玉がケースに入れられた状態で、主に通信販売により販売されました。

1998年より、通常貨幣セットの名称がミントセットに改称されました。そのため、通常プルーフ貨幣セットを売る際に、プルーフセットと間違えないようにしましょう。

通常プルーフ貨幣セットのケースの色は、黒や濃紺などの人工皮製です。通常貨幣セットのケースの色が白や赤などのため、ケースの色で違いが分かります。

1987年から2002年までに発行された通常プルーフ貨幣セットは、全て年銘板が付属していました。2003年以降は、年銘板が付属していない通常プルーフ貨幣セットも発行されています。


プルーフ貨幣セットの買取価格相場

ミントセットの買取価格相場は、高くても1,000円前後で、あまり高値がつきません。それに対し、通常プルーフ貨幣セットは3,000円以上の高値がつく可能性があります。

記念プルーフ貨幣セットは、その年に関連した行事や出来事を題材にしてつくられます。1円玉・5円玉・10円玉・50円玉・100円玉・500円玉に加え、記念メダルや外国貨幣などが付属しています。パッケージデザインや価格などはそれぞれ異なります。

最初に発行された記念プルーフ貨幣セットは、1997年の「東京湾アクアライン開通記念プルーフ貨幣セット」でした。その後、様々な記念プルーフ貨幣セットが毎年数種類発行されました。

テーマは様々で、アニメの放送記念や海外とのコラボ、歴史的なものなどがあります。


高く売れるプルーフ貨幣セットと少しでも高く売る方法

高く売れるプルーフ貨幣セットと少しでも高く売る方法

通常プルーフ貨幣セットは、発行年数により買取価格相場が大きく異なります。1987年に発行された通常プルーフ貨幣セットは、2,000円~3,000円の高値で売ることが可能です。このうち、「昭和61年度発行分」が4万セットのみ発行されており、こちらは非常に高値がつく可能性があります。

1987年からしばらくの間は、通常プルーフ貨幣セットの販売数が20万セット前後と非常に多いため、買取価格相場は1,000円未満となります。

1996年は、販売数が189,000セットと初めて20万セットを下回り、平成15年には銘版ありが98,400セット、なしが6,600セットと、合計しても約10万セットとなっています。そのため、平成15年以降は買取価格が1,000円以上となることがあります。

さらに2009年以降は通常プルーフ貨幣セットの販売数がさらに半数の約5万セットとなり、毎年販売数が減少し続けています。そのため、2,000円~3,000円で買取してもらえる可能性があります。

銘柄ありのプルーフ貨幣セットの方がやや高値で販売されましたが、発行数が多いため、買取価格は銘柄なしの方が高くなる可能性があります。

記念プルーフ貨幣セットは70種類以上発行されており、買取価格相場は数百円~数千円と様々です。

通常のプルーフ貨幣セットに比べ、記念プルーフ貨幣セットは相場よりも高く売ることができる場合があります。記念プルーフ貨幣セットは、通信販売の他造幣局内のミントショップ、イベント会場等で販売されます。


特に高く売ることが可能なプルーフ貨幣セット

それらの中で、特に高く売ることが可能なプルーフ貨幣セットをいくつか例に挙げます。

江戸開府400年記念プルーフ貨幣セットは、江戸開府から400年目にあたる2003年に発行されました。発行枚数は5,000枚と少なく、日本史で重要な意味を持つ節目でもあるため、5,000円程度の買取価格となることがあります。

鉄腕アトム誕生記念プルーフ貨幣セットは、国民的人気キャラクターの鉄腕アトムが誕生したとされる2003年に発行されました。買取価格相場は、3,000円前後です。90,000枚発行されているため、希少価値はそれほどありません。これ以降、ドラえもんやハローキティなどのプルーフ貨幣セットが相次いで発行されています。

造幣東京フェア2011プルーフ貨幣セットは、10円青銅貨の誕生60周年を記念してつくられました。販売数が3,000セットのみで、とても少ないため希少価値が高く、買取価格相場は10,000円以上になることがあります。

それ以降も造幣東京フェアは開催され、プルーフ貨幣セットが発行されました。いずれも販売数が少なく、5,000円以上の買取価格となる可能性があります。

ウルトラマンシリーズ放送開始50年プルーフ貨幣セットは、ウルトラマンシリーズを手がけた円谷プロダクションが監修してつくられました。2016年に20,000枚が発行され、貨幣だけでなく写真やイラスト、読み物なども掲載されており、5,000円程度の買取価格が期待できます。


まとめ

プルーフ貨幣セットの買取価格相場と相場以上で売る方法のまとめ

プルーフ貨幣セットの特徴と買取価格相場、プルーフ貨幣セットを少しでも高く売る方法を紹介しました。まとめると以下のとおりです。

  • 通常プルーフ貨幣セットは、1987年以降、造幣局より毎年発行されている
  • 記念プルーフ貨幣セットは、発行数や販売価格が様々で、買取価格相場もそれぞれ異なる
  • プルーフ貨幣セットの買取価格相場は、保存状態のほか、発行枚数や特殊性などにより異なる

貨幣を特殊加工し、保存用や観賞用に適したプルーフ貨幣セットは、1987年以降毎年発行されています。通常プルーフ貨幣セットのほか、記念プルーフ貨幣セットも不定期に発行されています。

プルーフ貨幣セットの買取価格は幅広く、1,000円以下のものから1万円以上のものまであります。発行枚数が少ないものや、個性的な特徴のあるものなどに高値がつきやすいです。

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