神奈川県で着物買取をしているお店とおすすめ

神奈川県内には、着物買取をしてくれる店が多くあります。

ただし、全国チェーンのリサイクルショップなどが多く、それらの店では着物を専門に取り扱う査定員がいない可能性が高いです。

この記事では、神奈川県へ着物を専門とする査定員が出張して買取をしてくれる着物買取店、持ち込み買取が可能で適正な価格で買取をしてくれる買取店を紹介します。

神奈川県ゆかりの着物や織物の知識も学びましょう。

神奈川県へ出張して買取をしてくれる着物買取店

神奈川県へ出張して買取をしてくれる着物買取店は、数多くあります。

そのうち、安心して査定を任せることができ、高額で買取をしてくれる店を紹介します。

また、出張料や査定料金は原則として無料ですが、地域によって異なる可能性があるため、問い合わせましょう。

バイセル

バイセルは、以前の社名は「スピード買取.jp」でした。

2001年に創業した老舗の着物買取専門店で、着物以外にも切手やブランド品、貴金属などを査定してくれます。

タレントの坂上忍さんがCMに出演していることや、出張による着物買取の様子がテレビの情報番組で放送されたことなどから、知名度はとても高いです。

Webサイトでも、着物買取店の上位に検索されます。

買取地域は全国に対応しています。

山間や離島、住宅地から遠く離れた住居、被災地などで出張訪問が難しい場所には対応していない可能性がありますが、神奈川県全域はほぼ確実に出張してくれます。

出張の依頼は、Webサイトからメールで24時間行うことができます。

また、24時間無料で電話予約できます。電話番号は0066-968-184-4612です。

携帯電話、スマホ、PHSから電話できますが、IP電話は利用できません。

出張してもらえる時間は、土日祝日も含め年中無休で、10時～20時30分の間です。

仕事などの都合で時間が合わない場合は、宅配による買取を利用できます。

バイセルの詳細を見てみる

買取プレミアム

買取プレミアムは、女性の客に限り女性査定員を指名することが可能です。

自宅に男性が訪問することに抵抗がある女性が安心して利用できます。

買取プレミアムでは、出張による買取の他にも宅配買取や持ち込みによる買取も利用できますが、出張による買取の人気が一番高いです。

全国対応しており、神奈川県全域に出張してくれます。

出張の依頼はWebサイトからメールで24時間行うことができます。また、24時間無料で電話予約できます。

電話番号は0066-968-191-3539です。

携帯電話、スマホ、PHSから電話できますが、IP電話は利用できません。

買取プレミアムは、アフターフォローのていねいさが特徴です。

出張の際に不正な金額で査定しなかったかなどを、本社担当オペレーターから直接確認の連絡をしてくれます。

買取プレミアムの詳細を見てみる

ウルトラバイヤー

ウルトラバイヤーは、1,500名以上の海外バイヤーと提携しているのが特徴です。

日本の着物は、外国人から評価が高く、さらに2020年の東京オリンピック開催に伴い、需要が高まっています。

外国人は着物を着用するだけでなく、壁にかけるタペストリーや、生地をリメイクするなど様々な方法で着物や織物を利用します。

そのため、傷・シミがある着物や無名作家の着物でも高値がつく可能性があります。

ウルトラバイヤーには全国に336名の鑑定士が在籍します。

出張の依頼はWebサイトからメールで24時間行うことができる他、無料で電話予約できます。

電話番号は0066-968-202-5134です。

問い合わせ可能時間は、9時～20時です。

携帯電話、スマホ、PHSから電話できますが、IP電話は利用できません。

出張訪問を申し込む前に、スマートフォンのビデオチャット査定による「即ウル」を利用すると、自宅にいながら、出張訪問されることもなく査定してもらうことが可能です。

ビデオチャット査定は完全予約制です。

予約後、査定員からビデオチャットで連絡があります。

その場でスマートフォンのビデオ機能を使い、査定金額を知ることができます。

てまり屋

てまり屋は、関東地方を中心とし、出張買取をしている着物買取店です。

特に、東京都と神奈川県で買取を強化中です。

店舗は東京本店の他、神奈川県横浜市にも支店があり、持ち込みによる買取にも対応しています。

出張訪問の予約は、Webサイトの申し込みフォームまたはフリーダイヤル0120-62-6345で申し込みましょう。

問い合わせ可能時間は、9時～19時です。

土日祝日も出張買取に対応しています。

主に横浜市、川崎市の着物買取を強化しています。

それ以外の地域も対応できる可能性があるため、問い合わせましょう。

きもの優華

きもの優華は、2004年に設立したリサイクル着物店です。

神奈川県南足柄市に本店があります。

店舗では、持ち込みによる買取の他、イベント時の着付けや、着付け教室を行っています。

出張訪問の予約は、0465-72-0376に電話しましょう。

住所、連絡先、出張日時を知らせた後、訪問を受けます。

Webサイトからの申し込みには対応していないようです。

神奈川県で持ち込み買取が可能な買取店

神奈川県で持ち込み買取が可能な買取店は多数あります。

その全ては紹介できないため、着物買取専門の査定員がおり、信頼度の高い専門店をいくつか紹介します。

持ち込み買取の際、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類を忘れずに持参しましょう。

査定後、現金を直接受け取ることができない可能性もあります。

振込用の銀行口座番号も用意すると良いでしょう。

また、時間帯によっては非常に混雑することや、専門査定員が他の着物の査定や出張にでかけている可能性もあります。

事前に電話やメールなどで連絡をしてから行くようにしましょう。

アート熊野堂

アート熊野堂は、高級着物を専門に取り扱う買取専門店です。

ブランド着物や、有名作家がつくった着物などを専門に取り扱うため、安価な着物は買取をしてくれません。

アート熊野堂で取り扱う着物の基準は、日本の伝統工芸や重要無形文化財などに指定されていること、ブランドの工房やメーカーでつくられたこと、人間国宝などに指定された作家の着物であること、希少性が高いことなどです。

神奈川県鎌倉本店で、着物の持ち込み買取が可能です。

事前にフリーダイヤル0120-510-417に電話連絡しましょう。

営業時間は平日9時～19時、土日9時～17時です。携帯電話やスマホも利用できます。

アート熊野堂では、時間をかけて一点ずつていねいに査定し、査定結果を詳しく説明する「ゆっくり買取」が特徴です。

価値の高い着物を安心して任せることができる店です。

おたからや

おたからやは、2000年に神奈川県横浜市で開業した着物買取店です。

現在では、全国各地に支店を展開しています。

神奈川県内にも53店舗出店していますが、着物買取専門の査定員がいる場所は、横浜本店などに限られています。

持ち込み買取をする前に、フリーダイヤル0120-555-600まで電話しましょう。

横浜本店は、横浜駅西口から徒歩5分程度の場所にあります。

着物以外にも、貴金属やブランド品、古美術品なども買取してくれます。

おたからやでは、LINEを利用したLINE査定を行っています。

着物の写真を撮り、LINEで送ると、査定結果がタイムライン上に届きます。

いろはの衣

いろはの衣は、神奈川県横浜市に本社を置く着物買取専門店です。

会社名は「有限会社なでしこ」で、店舗名も以前はなでしこでしたが、現在は店舗名をいろはの衣に変え、東京都を含め4店舗の出店をしています。

持ち込み買取を依頼する場合、フリーダイヤル0120-524-506に電話連絡し、着物買取担当のかたに訪問日などを伝えましょう。

営業時間は、10時～19時30分で、年中無休です。Webサイトからメールで連絡することも可能です。

着物の査定を行うのは、20年以上の着物買取実績を持つ、ベテランの女性査定員です。

着物の買取が中心ですが、貴金属や茶道具などの買取にも対応しています。

古美術八光堂

古美術八光堂は全国各地に8店舗あり、神奈川県横浜市の店舗では持ち込みによる着物買取をしてくれます。

みなとみらい線を利用すると、日本大通り駅または元町・中華街駅から徒歩数分でいくことができます。

駐車場はありません。

持ち込みによる買取を依頼する場合、フリーダイヤル0120-29-8510まで電話連絡しましょう。

受付時間は10時～18時で、年中無休です。

Webサイトからメールで問い合わせることも可能です。

様々な種類の着物買取を、経験豊富な査定員が行います。

着物と同時に、古美術品を査定してもらうこともできます。

神奈川県発祥、ゆかりのある着物、織物

神奈川県発祥、ゆかりのある着物について紹介していきます。

川和縞（津久井紬）

神奈川県津久井郡中野町でつくられていた紬織物です。

津久井地方でつくられていたことから、津久井紬と呼ばれることもあります。

川和縞は、経糸に生糸、緯糸に玉糸を使うのが特徴です。

そのため、目が均一ではありません。

素朴な風合いから、普段着として好まれました。

津久井地方は、起伏に富む山岳地帯でした。

日本書紀にも記述があるほど古くから養蚕が行われていたため、絹織物が発達したと考えられています。

江戸時代の天明年間の1781年ごろに、東海道の宿場町が整備されたことにより、川和紬の生産が最盛期を迎え、全国的に広まりました。

昭和に入ると急速に廃れ、現在では伝統的な手法による生産は行われていないようです。

半原の撚糸

半原の撚糸は、神奈川県愛甲郡愛川町の地場産業で発展しました。

1807年に群馬県から八丁式撚糸機を導入したのが起源と言われています。

当時の群馬県は、富岡製糸場に代表されるように国内有数の製糸の産地でした。

半原では、中津川を活用した水車の活躍や、織物の町だった八王子が近かったことなどから撚糸業が発展し、最盛期には半原に県全体の撚糸工場の90％がありました。

撚糸は、糸によりをかける製糸方法です。

生糸は繭からほぐりだした段階ではとても細いため、そのままではすぐに切れてしまいます。

そのため、生糸を束にし、ばらばらにならないようによりをかける必要がありました。

よりをかける手法はその後も様々な工夫がなされ、丈夫さや肌触りの良さをだしてきました。

現在では合成繊維が主流になり、生糸の撚糸を用いた絹の着物や織物は貴重になっています。

横浜スカーフ

横浜スカーフは、1859年に横浜が開講されて以降、横浜の地場産業となった特産品です。

絹100％で作られ、世界的に評価が高いスカーフです。

横浜スカーフは、1873年にウィーン万国博覧会、1880年にメルボルン万国博覧会に出品され、絹の光沢や構造、技術などが評価されました。

現在でも、豊富な絵柄を全て手作業で染めていく手捺染（てなっせん）の手法が継承されています。

それ以降、昭和初期にかけて横浜スカーフは世界各地に輸出され、外貨獲得の手段となりました。

近年に入ると、円高の影響などにより横浜スカーフの輸出が減少しますが、国内においてイベントの開催や普及活動などにより、需要の増加がはかられています。

まとめ

神奈川県へ出張で着物買取をしてくれる着物買取店、持ち込み買取が可能な買取店、神奈川県ゆかりの着物や織物の紹介をしました。まとめると以下のとおりです。

神奈川県へ出張で着物買取をしてくれる着物買取店は、全国展開している専門店が多くあります。

その他、東京など関東を中心に買取を強化している専門店を利用することも可能です。

持ち込みで買取をしてくれる買取店は、着物の希少度や状態に合わせて、高級着物専門店かリサイクルショップかを選択しましょう。

バイセルの詳細を見てみる

出張対応、即日買取ができる着物買取サービス

バイセル

TVCMでおなじみの大手買取店「バイセル」は高価買取に定評があり、最短即日30分のスピード買取が売りで、大手の安心感もあります。

全国無料で出張対応をしてくれるので、着物買取を検討している人は、まずはバイセルをチェックしてみることをおすすめします。

バイセルの公式サイトはこちら バイセルの詳細

買取プレミアム

買取プレミアム最大の特徴は、プレミアム着物の高価買取に定評がある点です。

買取プレミアムは独自の販売網を構築していて、その分だけ高く着物を買い取る余裕があります。

少しでも高く着物を売りたい人は買取プレミアムに査定依頼してみてください。

買取プレミアムの公式サイトはこちら 買取プレミアムの詳細