ざざんざ織の着物買取相場と高く売れる着物

タンスの奥にざざんざ織の着物が保管されたままになっていませんか？

今後も袖を通す機会がないのであれば、買取依頼を出すことを検討してみてはいかかでしょう。

ここでは、ざざんざ織の着物買取相場と高く売れる着物について説明します。

ざざんざ織の特徴と着物買取相場

静岡県浜松市で平松実さんによって創作された紬の絹織物がざざんざ織です。

ざざんざ織の名前は、古歌に謳われた松風の音を表現したざざんざからきています。

浜松には昔から有名な松の木があります。

その松の下で宴を催した時に、｢浜松の音はざざんざ…｣と歌が詠まれました。

それからその松はざざんざの松と呼ばれるようになり、安藤広重の東海道五十三次にも描かれています。

そんなざざんざ織を創り出した平松さんの家は、元々織物業を生業としていました。

そこで機械に頼らない独自の織物を作りたいと工夫し、出来上がったのがざざんざ織です。

ざざんざ織の特徴は、一つの繭に二匹の蚕が入った繭から出される繭糸を使います。

この繭糸に通常の糸を組み合わせて織っていくため、糸の太さは均一ではなく、太いところもあれば細いところもあります。

この糸の太さにムラがあるところもざざんざ織の特徴です。

染料には植物からとれる自然の染料を用います。

自然の植物の染料だけで染め上げたざざんざ織は、落ち着いた風合いがあり色に深みがあります。

ざざんざ織は繭を紡ぐところから人の手で行われるため、織物ができるまでにはかなりの時間がかかりますが、あたたかな風合いがあるため、人気が高いです。

ざざんざ織は繭を紡ぐところから人の手だけで行い、織物を仕上げるまでにはかなりの時間を要しますが、自然染料で染め上げられた落ち着いた色合いやあたたかな風合いが人気が高いです。

着物買取店買取依頼をすると、だいたい4万円から5万円程度の買取金額になります。

ただし、保管状態や着物の状態によって価格は異なるため、買取相場が気になる場合には、経験と知識が豊富な鑑定士のいる着物買取店に見積もりを出してもらうと良いでしょう。

TVCMでおなじみの大手買取店「バイセル」は高価買取に定評があり、最短即日30分のスピード買取が売りで、大手の安心感もあります。

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