辻が花の着物買取相場と高く売れる着物

辻が花とは、室町時代に栄えた縫締絞の文様染のことです。

昭和の一時期辻が花は大ブームになり、辻が花の振袖や訪問着などがどんどん生産されました。

タンスの奥に辻が花の着物があり、今後も袖を通す予定がない場合は、思い切って着物買取店に買取依頼を出してみてはいかがでしょうか？

保管状態が悪くなれば買取相場も下がってしまうため、必要のない着物があれば、着物買取店に買取を依頼することがおすすめです。

ここでは、辻が花の着物買取相場と高く売れる着物について説明します。

辻が花の特徴と着物買取相場

辻が花は十五世紀頃、室町時代のころに現れた特色のある染色法です。

室町時代には辻が花は栄えていましたが、江戸時代初期には辻が花はすたれてしまいます。

独自の技法による染色芸術「一竹辻が花」を完成させた染色工芸家の久保田一竹は辻が花を美術館で観てから虜になり、40歳のころから辻が花の研究を独学で始めます。

そして20年の歳月をかけて納得のいくものが出来上がったために1977年に個展を開きました。

この個展が大盛況になり、辻が花の良さが国内で再認識されることになっただけではなく、世界にも辻が花のすばらしさが広がりました。

多くの辻が花がありますが、久保田一竹の「一竹辻が花」は、研究を重ねただけあって、ほかの辻が花とは一線を画すほど、染色の技術も高く価値が高いです。

辻が花の着物を着物買取店に持って行くと、その買取相場は2万円から3万円程度です。

やはり一時期ブームがあり、辻が花の着物が大量に生産されていたこともあり、それほど高い買取相場にはなりません。

ただし、久保田一竹の一竹辻が花の買取相場は50万円以上になります。

状態が良い物になると100万円程度することもあります。

ただし、買取相場は着物の状態によって大きく異なるため、詳しい買取相場が知りたい場合には、着物の知識が豊富な鑑定士のいる着物買取店に買取依頼を出して、見積もりを依頼することをおすすめします。

TVCMでおなじみの大手買取店「バイセル」は高価買取に定評があり、最短即日30分のスピード買取が売りで、大手の安心感もあります。

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